こんにちは。どすめとろすです。
充実した留学生活を送るためには、事前の綿密な準備が必要不可欠です。中でも特にこだわりたいのは留学先の家選びです。睡眠や食事などの日常生活を過ごすのは家の中なので、生活の大部分を占める住環境が適切でなければ、留学での学びも薄れてしまいます。
というものの、留学の準備段階では外国での生活はイメージが湧きにくいですよね。「どんな家なら留学に適しているのか」「どうやって家を選べばいいのか」がわからない人も多いと思います。
実は僕もそのうちの一人で、ペルー留学でハズレの家を選んでしまい、留学開始から1ヶ月で別の家に引っ越したという経験があります。住環境が原因で余計なストレスを感じてしまっては、せっかくの留学を存分に楽しめなくなってしまいます。これから留学をするみなさんには、僕と同じような失敗はしてほしくありません。
ですので今回は、僕が留学する前に知っておきたかった家選びのポイントを、実際の失敗談とともに解説したいと思います。
この記事を読めば、「留学での家選びはどんなところをチェックすればいいのか」「居住形態はどれがいいのか」がわかります。みなさんが最高の留学ライフを送るために、ぜひ読んでいただければ嬉しいです。
それでは、行きましょう!
シェアハウス?ホームステイ?一人暮らし?
はじめに、居住形態についてお話しします。
シェアハウス、ホームステイ、一人暮らしの3つで悩む人が多いと思いますが、結論から言うと、シェアハウス(4人以上)がおすすめです。理由は主に次の4つです。
家賃が安い
やはりシェアハウスを選ぶ1番の理由は安さです。
一般的に、シェアハウスはホームステイや一人暮らしと比べて家賃が安いです。大人数のシェアハウスは特に安く、次に紹介する語学の上達にもつながるのでおすすめです。僕は11人のシェアハウスに住んでいました。
語学が上達しやすい
シェアハウスはコミニュケーションの機会が非常に多いので、語学が上達しやすいです。ホームステイや一人暮らしと異なり、シェアハウス生活では自室以外は常に誰かと一緒にいる環境です。
毎日必ずリビングやキッチンなどの共用部へ行って友人に会いますし、年齢が近くて(留)学生という同じ境遇なので会話も弾みやすいです。日常生活の何気ない会話の積み重ねが、気づかないうちに語学力(特に会話)を上達させます。
友達ができやすい
もちろん一緒に住んでる友達とは仲良くなりますが、ここで言う「友達」とは「一緒に住んでいない友達」のことです。
同居する友人が別の友人を連れてくることもありますが、何より、シェアハウスのリビングは広いので学生パーティーの会場になりやすいです。そのため、パーティーに来る現地学生や留学生との交流の機会が生まれ、交友関係がとても広がります。
シェアハウスは、大学の交友関係のハブのような存在なんです。
人間関係の問題は起こりにくい
ホームステイ先のホストファミリーとうまくいかなかった場合、ずっと気まずい状態で生活しなければなりません。ですがシェアハウスの場合は、同世代の色々な人が入り混じって生活しているので、派閥関係のようなギスギス感が起きにくいです。
また、よくホームステイでホストファミリーに言われる「シャワー長すぎ」とか「電気あんまり使うな」みたいな文句も言われません。なぜならシェアハウスのオーナーは、住んでいる学生の「誰がどれだけ光熱費を使っているのか」詳細に把握してない場合がほとんどだからです。
そのため、人間関係の問題が起こりにくというのは、シェアハウスのメリットの一つだと言えます。
では次からは、留学先の家の選ぶ際の注意点を解説していきます。
留学先の家選びの注意点
大学提供のリストから選ぼう
留学先の大学が留学生向けの住居リストを提供してくれている場合は、その中から選びましょう。
大学が推奨・認定している住居は過去の留学生が住んだ実績や一定の基準で評価がつけられているので、安心して家を選べます。万が一家や家主さんに問題が発生した場合でも、大学認定の住居なら大学側が取り合ってくれる場合もあります。
焦らせるつもりはありませんが、家は早い者勝ちで決まる場合もあります。リストをもらったらすぐに確認するようにしましょう。
条件を隅々までチェック
家を選ぶ際は、条件を隅々までチェックしましょう。「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、実は見落としがちなポイントもあります。
事前の資料をもらったら、家賃だけでなく部屋の広さ(面積)や食事・掃除サービスの有無、家電設備や詳細な共有部までチェックすることをおすすめします。
住居リストは大学が制作していても、各家の内部写真や詳細な情報が載った資料は、各家の家主さんが製作している場合があります。そして、家主さんの中には留学生を家賃収入源としか思っていないような人もいるので、資料を見る際は注意が必要です。
実際にあったケースとして、シェアハウスの資料に「各部屋の面積」の記載がなかったため、実際に住んでみたら「同じ家賃を払っているのに、自分の部屋は友人の部屋よりかなり狭い」という失敗がありました。
そのため、家についてわからないことがある場合は必ず家主さんに連絡を取って質問するようにしましょう。
生活空間の全てを見る
資料写真で生活空間の全てが確認できない場合は注意が必要です。
僕は住んだハズレのシェアハウスの場合、資料に各部屋と共有リビング・キッチンの綺麗な写真が載っていましたが、共有トイレ・シャワーだけ写真がありませんでした。
写真に映る空間は全て綺麗だったので全く心配していませんでしたが、実際に住んでみると共有シャワー・トイレはとても古く狭かったです。家のマイナスイメージになる写真は、資料に載せていなかったんです。
おのような失敗もあり得るので、家を決める前に自分の生活空間の全てを写真で確認しましょう。見たい部分の写真が無い場合は、(誠実さを見るという意味でも)家主さんに写真を撮って送るように頼んでもOKです。
立地は必ずマップアプリで確認する
資料に記載の住所や立地条件は、Googleマップなどのアプリでその住所を検索して、視覚的に確認しましょう。
こちらも僕の実際の失敗談ですが、資料には「家から大学まで徒歩18分」と記載されていましたが、実際には30分近くかかる立地でした。また、資料が古かったのか、近くにあるとされていたスーパーは、実際に行ったら潰れていました。
このような失敗は事前にGoogleマップなどで立地を確認してしていれば避けられるため、資料に記載の文字だけを信じすぎないようにしましょう。
家賃支払い方法をチェック
家賃の支払い期限や支払い方法も大切な項目です。家賃の支払い方法(現金・ネット決済)、支払い期限、支払い通貨(現地通貨 or アメリカドル)を確認しましょう。
特に留学開始月は注意が必要です。家賃の支払い方法が現金のみで、支払い期限が留学開始直後だった場合、家賃が用意できずに延滞料を払わされることがあります。
事前に家賃に関して確認して、必要な場合は渡航時にあらかじめまとまった現金を持参しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、留学での家選びの注意点を解説しました。内容をおさらいすると
・安くて語学力も上がりやすいシェアハウスがおすすめ
・家の資料は、写真や条件を隅々までチェックする
・家の立地はマップアプリで視覚的に把握しておく
・家賃の支払い方法や期限は事前に要確認する
以上のことに注意しておけば、留学の家選びで失敗することはないと思います。住環境は留学において非常に重要な要素なので、この記事を読んだみなさんが快適な留学ライフを送れることを願っています!
ここまで読んでいただきありがとうございました。「記事が役に立った!」という人は、ぜひ共有や別の記事のチェックもよろしくお願いします!
また別の記事でお会いしましょう。ADIOS!