オラオラ!どすめとろすです!
スペイン語で「卵の白身」は“clara”(クララ)だと知り、「なら黄身はハイジかな」と思ったら“yema”(ジェマ)でした。まるで違いました。
余談はさておき、実は、ペルーは日本の3倍以上の広さがあり、世界で19番目、南米ではブラジル、アルゼンチンに次ぎ3番目に広い面積を持ちます。
そして、その広大な国土の北から南まで素晴らしい観光地で溢れており、ペルーを観光する際には、交通費が大きな出費となってしまいます。
なので今回は、「ペルーを隅々まで味わいたいけど交通費が…」という人向けに、ペルーに行ったら利用したいお得な移動手段を4つご紹介したいと思います。おすすめのバス・航空会社も解説するので、ペルー旅行を考えている方はぜひお読みください!
バス
ペルーの街の短い距離の移動なら、バスを利用できます。リマなどのペルー都市部は車社会なので、バスの交通網は非常に充実しています。
バスの特徴
バス利用の最大のメリットは、なんといっても価格の安さです。基本的に1〜3ソル(40〜120円)で利用可能なので、バスはペルーではメジャーな移動手段と言えます。
しかし、ペルーのバスは乗り降りが忙しく、慣れてない外国人には少し難しい点がデメリットです。
加えて、日本のバスと比べて運転が荒く、「おばあちゃんが乗ったら骨折するんじゃない?」ってくらい揺れるし、急停車&急発進です。
また、混雑しやすくスリに遭う危険がある、(全てではないですが)時間やルートがGoogleマップ通りじゃないなど、日本人には馴染みのない問題もあります。
そのため、バスの利用には根気と集中力が必要です。
タクシー(配車アプリ)
短距離移動はこれが正解です。
タクシーもバス同様に普及しているため、荒々しいバスに慣れないうちは、配車アプリでタクシーを利用しましょう。
タクシーの特徴
タクシーのメリットは、バスと比べて治安・乗り心地が良く安心して利用できる、確実に目的地へ行けるという点です。
アプリでの配車は5分以内に来てくれますし、目的地への到着時間もリアルタイムで確認できるので、時間に正確な日本人には向いています。
アプリ内決済なので(防犯の観点から)外で財布を出す必要がない点、スーツケースなどの大きな荷物はトランクに乗せてもらえる点もGOODです。
ちなみに、大きいスーツケースを持ってバスに乗るのは、乗降に時間がかかる・場所をとるので絶対無理です。
デメリットは、バスよりも価格が高い点です。とはいっても日本のタクシーと比べれば圧倒的に安く(というか日本のタクシーがクソ高い)、料金感としては2キロで300〜400円、15キロで1200円〜くらいでしょう。
路上に停まっているタクシーは利用せず、配車アプリを利用しましょう。理由は、ぼったくられる、タクシー強盗に遭う可能性があるためです。
路上タクシーでは、外国人は通常より高い運賃を提示される場合があります。値切り交渉も可能ですが、運転手はそれも見越して高い運賃を提示してきます(特に空港など)。
また、路上タクシーはタクシー強盗のリスクもあります。閉鎖的な車内で拳銃で脅されたり、目的地と異なる場所へ連れていかれ、そこに運転手の共犯者が待ち構えているなど、様々なケースがあります。
おすすめのタクシー配車アプリ
おすすめの配車アプリは、Uber(ウベル)です。
Uberはペルーで最も利用されている配車アプリです。路上タクシーと違い、アプリを通して相場通りのでタクシーを利用できます。
例えば私の場合、リマの空港から自宅まで、路上タクシーでは55ソル→値切りして50ソル(2000円)を提示されましたが、Uberなら33ソル(1300円)で利用できました。
またUberは、アプリで車の移動が管理されており、運転手評価機能もあるため、路上タクシーと比べれば圧倒的に安全に移動できます。
ペルー渡航前にはアプリをダウンロードしてクレジットカードを登録し、すぐに使えるようにしておきましょう。
ローカルLCC
国内を大きく移動する場合は、現地のローカルLCCの利用がおすすめです。
現地の航空会社はwebサイトやアプリが日本語対応していないことが多いですが、メリットも多いです。
ローカルLCCの特徴
なんといっても価格の安さが特徴です。大手航空会社と比べてサービスや乗り心地は劣りますが、個人的には移動時間などを考えれば次に紹介する長距離バスよりもコスパが良いと思います。
おすすめの航空会社
おすすめのLCCはSKY(スカイ)航空です。主に南米の国内・国際便を運行する、チリの航空会社です。
ペルーの主要都市や観光地をすべてカバーしており、2時間前後のフライトで手早く移動できます。
SKYだけのキャンペーンやクーポンがあるため、航空券はTrip.comなどの総合サイトよりも、SKYのWebサイトや専用アプリから購入した方が安い場合が多いです。
ですが、残念ながらSKY航空のwebサイトおよびアプリは、日本からアクセスすることができません。VPN接続やブラウザのプラグインを利用するか、現地到着後にアクセスし航空券を購入しましょう。
日本で事前に航空券を購入するなら、南米最大手の航空会社であるLATAM航空がおすすめです。
価格はSKY航空より高いですが、南米最奥手の航空会社というだけありサービスや乗り心地は優れています。
アプリからオンラインチェックインやデジタル搭乗券が利用できる点も便利です。
長距離バス
飛行機に代わる移動手段として、長距離バス(夜行バス)もおすすめです。
長距離バスの特徴
長距離バスは飛行機よりも価格が安く、長時間の移動を快適な座席で過ごすことができます。
また、座席のグレードが選べるので、自分の予算に合った旅ができることも特徴の一つです。同じ価格帯なら、飛行機よりも長距離バスの方が快適な座席を選べることが多いです。
おすすめの長距離バス
ペルー旅行でぜひ利用してほしい長距離バスは、Cruz del Sur(クルス・デル・スール)です。
Cruz del Surは、今年で64周年を迎えるペルーの老舗の長距離バスです。価格の安さと快適な乗り心地を両立しており、ペルーのあらゆる観光地をカバーしています。
座席のグレードが4段階あり、リクライニング角度や足元の広さ・サービス内容などに違いがあります。座席によっては、LCCの半額以下で乗れてしまうこともあります。
比較的安価な下位・中位グレードの座席でも140°・160°リクライニングができるなど、飛行機のエコノミー席よりも快適な環境なので、長時間の移動でも負担は少ないです。
長距離バスは移動時間が長いですが、飛行機よりも安い価格で、飛行機よりも快適な座席に座れるのはかなり魅力的です。
Cruz del Surの乗車体験レポートはこちら!
まとめ
今回は、ペルーのお得な移動手段を紹介しました。内容をおさらいしましょう。
- バスの利用は慣れが必要なので、タクシーがおすすめ!
- Uberはペルー移動では必須のアプリ!
- SKYなどの現地LCCなら、安く短時間で国内を移動可能
- とにかく安さを求めるなら長距離バス!予算に合った旅行ができる
いかがだったでしょうか?広大なペルーを隅々まで楽しむためにも、現地のお得な移動手段を知っておくことは非常に大切です。
皆様のペルー旅行がより良いものとなりますように!以上、どすめとろすでした!
また別の記事でお会いしましょう!Nos vemos!